皆様こんにちは。
「ジョークで学ぶアラビア語」第35回です。
今日も短めのネタを1本。早速読んでみましょう。
واحد راح للطبيب النفسي
قالو يا سيدي أصبحت أحس أنني كلب
قالو منذ متى تعاني هذا المرض
قالو منذ كنت جروا
訳は次のとおりです。
ある男が精神科医のところへ行き、悩みを相談した。
男:先生、自分が犬であるかのように感じるんです。
医者:いつ頃からそういった症状がありますか?
男:僕が子犬だった頃からです。
文中に出てくる各単語の意味を確認しましょう。
واحد(ワーヒド):ある人
راح(ラーハ):彼は行った
طبيب النفسي(タビーブ・ンナフスィー):精神科医
قالو(カールー):彼は彼に言った(= قال له)
يا سيدي(ヤー・サイイディ):先生(目上の人に対する呼びかけ)
أصبحت(アスバフト):私は~になった
أحِس(ウヒッス):私は感じる(أَحَسَّの1人称単数形)
أنني(アンナニー):私は
كلب(カルブ):犬
منذ متى(ムンズ・マター):いつから(前置詞+疑問詞)
تعاني(トゥアーニー):あなたは苦しむ(عَانَىの2人称単数形)
مرض(マラド):病気
منذ كنت(ムンズ・クントゥ):私が~だった時から
جرو(ジャルウ):子犬
今日、ぜひ覚えていただきたい単語は、「犬(كَلْبٌ:カルブ)」と「子犬(جَرْوٌ:ジャルウ)」です。
アラビア語ではこの例のように、動物の大人と子供で名前が変わるものがいくつもあります。更にいうと、雄と雌で名前が変わるものも結構ありますが、それらについては別の機会にご紹介したいと思います。
それでは今日はこのへんで。マアッサラーマ。