皆様こんにちは。
「ジョークで学ぶアラビア語」第32回です。
これまでに色々なネタを扱ってきましたが、今日から何回かに分けて、学校の先生と生徒のトンチンカンなやり取りを扱った所謂「学校ネタ」をご紹介します。
それでは早速、読んでみましょう。今日のは正則アラビア語(フスハー)なので比較的簡単かと思います。
الأستاذ : ما رأيكم يا أولادي بأسئلة الامتحان؟
تلميذ: الأسئلة سهلة جداً ، لكن الأجوبة كانت صعبة
訳は次のとおりです。
先生:皆さん、テストの問題はどうでしたか?
生徒:問題はとても簡単でしたよ。でも答えは難しかったです。
文中に出てくる各単語の意味を確認しましょう。
أستاذ(ウスターズ):先生
ما رأيكم(マー・ラアユクム):あなた達はどう思いますか?(疑問詞「何」ما+名詞「意見」رَأيٌ+人称語尾「あなた達の」كُم)
يا(ヤー):間投詞、呼びかけの言葉
أولادي(アウラーディー):子供たち(وَلَدٌ「少年」の複数形+「私の」を意味する人称語尾)
أسئلة(アスイラ): سُؤَالٌ(スアール)「質問」の複数形
امتحان(イムティハーン):試験
تلميذ(ティルミーズ):生徒
سهلة(サハラ):簡単な(形容詞 سَهْلٌの女性形)
جداً (ジッダン):とても(副詞)
لكن(ラーキン):でも、しかし(接続詞)
أَجْوِبَة(アジュウィバ):جَوَابٌ(ジャワーブ)「答え」の複数形
كانت(カーナト):كان(カーナ:~であった)の女性形
صعبة(サアバ):難しい(形容詞 صَعْبٌの女性形)
いかがでしたでしょうか?
他にも「学校ネタ」がたくさんあるので順次ご紹介していきます。
それでは今日はこのへんで。マアッサラーマ。