今日はジョークでアラビア語の単語を勉強しましょう。
アラビア語でジョーク、小話のことを「ヌクタ」と言います。
アラブ人はヌクタが好きで、アラブ圏に住んだり、旅行したりしていると、男性達がカフェに座ってヌクタを披露しあうといった光景に出くわすことがあります。
インターネット上ではヌクタを紹介するウェブサイトや、スマホアプリなどが多数公開されています。
ヌクタは正則アラビア語(フスハー)で書かれていることもありますが、それぞれの国の口語(عامية ,لهجة:ラハジャ、アーンミーヤ)で書かれていることも多いです。
かしこまったお行儀のよい言葉よりも、日常的に使っている口語表現の方が笑いを取りやすいからかもしれません。
今日ご紹介するのはTwitter上で見つけたヌクタです。
まずは読んでみてください。
مدرس سأل طالب محشش سؤال
— نكتة (@Jokes_LoooL) January 13, 2018
أدخل كلمة “سكر” في جمله مفيده
قال شربت الشاي في الصباح🙈
قال المدرس وفين كلمة سكر؟😒
قال في الشاي ☕️🥄
ههههههههههههههههههه😂😂
比較的かんたんな単語ばかりなので、初級者の方でも意味が分かった方もいらっしゃるのではないかと思います。
学校の教室でのワンシーンです。訳は以下のとおりです。
教師がまぬけなمحشش生徒に質問を出しました。
先生:「砂糖」という単語を入れて意味のあるمفيدة文章を作りましょう。
生徒:「朝、紅茶を飲みました」
先生:砂糖はどこにفين入っているんだ?
生徒:紅茶の中です。
محشش(ムハッシシュ)という単語は、文字通りは「麻薬中毒者」といった意味になりますが、ようするに麻薬をやっているかのように「まぬけな人」、「お馬鹿さん」という意味でヌクタによく登場します。
きっとまたお目にかかるので、覚えておきましょう。